作業時間:2時間
難易度:
作業工程:「切る」「縫う」「貼る」
両親や大切な人に気づかれずに、こどもと一緒にサッと作れます。
「どこで買ったの?」って言われるクオリティのキーホルダー。
その裏側には、感謝の気持ちを一言。
明日からまた頑張れる、そんな革のキーホルダーです。
レザークラフトは道具をそろえるのが大変、
と思われがちですが必要な工具は多くありません。
ステッチなしなら1時間ほど、ステッチありでも2時間で完成します。
週末のちょっとした時間に、ぜひ一つ作ってみてください。
ハギレでできるサイズなので、はじめての1作品目にちょうどいい作品です。
「切る」「貼る」「縫う」、レザークラフトの基本が全て体験できます。
金具も使うので、アンティーク調を選べば一気に高級感がアップ。
表と裏で革を変えても良し、両面同じ革でも良し。
自分だけの一点物に仕上げてください。
仕上がりサイズ
40mm × 110mm × 20mm(幅×高さ※金具含む×奥行)
推奨する革の厚み
2mm(タンニン鞣し)
※ポケットに入れても形が崩れないよう、しっかりした厚みがおすすめです。

必要な道具は多くありません。
家にあるものも活用しながら作れるので、気軽にはじめてみてください。
今回の道具を揃えておくと、他の金具を使う作品にも応用できます。
【必要な部品】
・ナスカン(巾15㎜)(※1)
・両面カシメ(中)12mm(※1)
【必要な道具】
・2mmのハギレ(タンニン鞣しの革)
・ゴムのり(木工用ボンドでも可)
・カッターやハサミ
・トコノール
・丸ギリ
・やすり
・ヘリ落し
・木槌
・刻印シート
・ハトメ抜き(10号)3mm
・カシメ打ち(中)(※1)
・オールマイティプレート(※1)
・菱ギリ(※2)
・針と糸(※2)
※1 金具をやめて革ひもにする場合は不要です。
※2 ステッチを入れない場合は不要です。
よりシンプルな作り方は最後に紹介します。
初心者でも失敗しにくい縫い代設計
初心者でも失敗しにくい縫い代設計になっています。
型紙にはステッチの穴位置をすべて記載しているので、
想定外の場所に穴をあける心配がありません。
菱目打ちがなくても作れるように設計しています。

型紙が欲しい方はこちらから
型紙を上手く使うポイントを紹介します。

型紙は「革に転写するための図面」
型紙は、革に形を写すための図面です。 厚紙に貼り付けてから使うと、形が安定して転写しやすくなります。
転写するときは、型紙がずれないようにしっかり押さえながら 丸ギリで跡をつけていくのがポイントです。

穴あけは慎重に
通常はディバイダーでステッチラインを引いてから、菱目打ちで穴をあけていきます。
このとき、ラインの長さと穴のピッチが合わないと、 最後の穴だけ間隔が狭くなったり広くなったりしてしまいます。
この型紙では、穴位置を等間隔になるよう全て指示しています。 ただ、パーツが小さい分ずれやすいので、 転写するときと同様に、しっかり押さえながら穴をあけてください。
今回は手縫いでの工程をご紹介します。 ミシンでも制作できますが、ここでは一針ずつ進める前提で説明します。

今回はハギレや端材で作れるコンパクトなパーツです。 余った革を無駄なく使えるのも、この作品の魅力のひとつです。
ポケットに入れても形が崩れにくいよう2mmの厚みを推奨していますが、 2枚を貼り合わせる構造なので、1〜1.5mmの薄い革でも問題ありません。
裁断が苦手な方は、カッターやハサミで切りやすい厚みからはじめてみてください。

型崩れを防ぐために、本体の革は2枚貼り合わせます。
裏面に使う革は、本体より一回り大きめに切り出しておくのがポイントです。 貼り合わせたあとに形を整えることで、側面をきれいに仕上げることができます。

貼り合わせたあと、本体からはみ出た部分を切り取ります。
このとき、手芸用のハサミを使うと刃を革のラインに沿わせやすくておすすめです。 もちろん、革包丁やカッターでも問題ありません。

貼り合わせた本体とベルトパーツの側面(コバ)を仕上げます。
理想の手順はこの3ステップです。
ヘリ落としで角を落とす → やすりで表面を整える → トコノールを塗って磨く
この工程を丁寧に行うだけで、ワンランク上の仕上がりになります。
ヘリ落としはやすりで代用することもできるので、 手持ちの道具に合わせて工程を調整してみてください。

ハトメ抜きを使って本体とベルトの合計3か所に穴をあけます。

型紙の穴位置に合わせて穴をあけてから縫っていきます。
ステッチを綺麗に見せるポイントは、同じリズムと力加減で縫い進めること。 丁寧に縫うほど、仕上がりに差が出る工程です。
時間が取れないときは、ステッチを省いてもしっかり仕上がります。

プレゼントに一言添えたい方は、刻印でメッセージを入れてみてください。
まず、水を含ませたティッシュを革の上に5分ほど置きます。 革が適度に湿ったら、刻印シートを当てて上から軽く力を加えます。 あとは水が乾くのを待つだけです。

ナスカンをベルトに通してカシメで固定したら完成です。
金具を使うと道具が増えてしまうので、革ひもで代用するのもおすすめです。
革ひもにするだけで、以下の道具が不要になります。
・カシメ打ち(中)
・オールマイティプレート
さらに本体のステッチを省くと、
・菱ギリ
・針と糸
も不要になり、より気軽にはじめることができます。


今回使用した型紙は、こちらからご購入いただけます。
「本当に自分にも作れるかな…」と不安な方でも、
手順通りに進めるだけで、ちゃんと形になるように設計しています。
ぜひ、“自分にも作れた”という達成感を味わってみてください。

